行き着けの床屋さん

今日いつものように自宅から40キロ離れた床屋さんに行ってきました。
昔勤めていた会社がこの床屋さんの近くにあったのがきっかけで、もうかれこれ
10年以上通い続けています。ここに出会う前は本当に気に入った場所が
見つからず、またイタリア語がうまく話せなかった頃は大変な目にも遭いました。

初めて訪れたシエナの床屋さんでは全くイタリア語が喋れなかったので
自分で描いた理想のヘアーデッサンをおじさんに見せてカットの依頼をしました。
ただ時間が経つにつれ髪のヘルメットをかぶっているような髪型にされてしまい
あれはかなりショッキングな出来事でした。
フィレンツェに来たばかりの頃も髪の色を少しこげ茶にしたかっただけなのに
下準備でいきなり脱色され、頭全体にヤケドしたことがあります。
数日後カサブタだらけの頭を見た美容院は代金をすべて戻してくれましたが
今考えるともっと請求できたのかもしれませんね。

言葉の問題もありましたが総合するとこちらの床屋さんはあまりうまくないような
気がします。皆さんイタリアで髪の毛を切るのはなるべく避けましょう。

SENTIERO